なんとなく知ってると思いますが一応書いておきます
目次
フルートは衝撃に弱いです
落としたりぶつけたりしては駄目です。
自転車の前籠に載せるなんてありえないです。もしそれ以上の事故が起きてしまったら、すぐに楽器屋さんに持って行きましょう。
フルートは非常に細かいパーツの集合体で、精密機器です。
1箇所の微小な歪が、全体に大きく及ぼします。
キーに余計な力を加えてはいけません
力任せにキーメカニズムを押してはいけません。曲がったりする原因になります。
組み立て・分解時には管を持って行なってください。
決してキーメカニズムに力を加えないようにしましょう。
フルートの掃除の仕方
キーの項目にも書いたように余計な力を加えてはいけません。
必ずキーを軽く押して固定してから拭くようにしましょう。
またキーや管体は変色してもさほど音色には影響しませんが、ジョイント部分は必ず拭いてください。埃などの異物が付着したまま楽器を組み立てると、傷が付き抜けなくなる原因や摩り合わせが悪くなる原因になります。
また手に汗をよくかく人はこまめに楽器を拭いてあげて下さい。メカニズムの部分に汗が侵入すると錆びの原因にもなり、キーの動きが悪くなります。
掃除棒は貫通させましょう。
1度入れたものを、戻そうとすると布が詰まる可能性があります。
キーオイルの付け方
金属が摩耗してしまいますので、必ず注さなくてはいけません。
ただし点け過ぎはよくありません。一滴で十分かもしれません。
また、まだ管体内部にオイルが残っているかもしれません。もし量が分からない、注す場所が分からないなどがあれば迷わず楽器屋さんにお願いしましょう。知らないで自分でやると後悔します。
半年に一度は楽器屋さんで点検してもらいましょう
意外にフルートの音が出ないのは自分のせいではないかもしれません。
温度や湿度で微妙にそして常に変化するのがフルートです。
何事が無くてもプロに診てもらうことをおすすめします。
人間と同じように定期健康診断は大事です。
病気が深刻になる前に診てもらってください。後で重大な病気が見つかり莫大な長期入院費用がかかるかもしれません。
僕が使っているルイ・ロットという楽器は125年以上も前の楽器です。フルートは丁寧に扱えば親子何代にも渡って使用する事が可能です。