ヴィブラートの使い分け

ヴィブラート・・・

それは甘美なる響き(笑)

 

さてさて、何も考えずヴィブラート付けて演奏してませんかぁ?

ヴィブラートがかかってる旋律っていいですよね。

ミュージシャンはほとんどってか、全員かけてるかと思います。

 

でもちょっと待った!

ヴィブラートをかけりゃいいってもんじゃないです!

「適当」って言葉があります。

適して当たってる。

ヴィブラートは適当にかけなければうざい代物に早変わりします。

 

どこで、どのように使うかがポイントです。

そして、一番重要なのが・・・その音楽・フレーズに適したヴィブラートか?

言い換えるなら、ヴィブラートありきのフレーズではなく、フレーズからヴィブラートの用法用量を守って正しくお使いいただいてますか?

 

たまーに、どーやって吹くんだぁ?ってフレーズが出てきたりしません?

僕あります・・・

そんな時はヴィブラートをかけずに練習してみましょう。

まるで自分がクラリネット奏者になった様な感じでよいと思います。

強固な意思を持ったフレーズが出来上がるまでヴィブラートかけちゃ駄目です。

ただ何となく、ヴィブラートかけたら素敵になった気がするってのが駄目なんです!

目的意識を持って、自分がどう表現したいか頭の中で纏めたうえで、適当なヴィブラートをかけましょう。

 

ノンヴィブラートでいい演奏が出来れば、ヴィブラートの演奏はより素敵になる。

ノンヴィブラートの演奏が出来なければ、ヴィブラートの演奏は出来ない。

 

ちょっとばっかし頭の隅に置いといてやってくださいな。